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2024.11.21

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新卒ブログ

土木部の仕事-RC造とは-

こんにちは

土木部の神作です

 

日を追うごとに寒さの増していく日々の中で、2024年もあと2か月となりました。

2024年はどんな年であったのかと振り返ると、社会人1年目を迎えた私にとっては、大きな変化のあった年であり、たくさんの新たな経験ができた充実した1年間になったと思います。

 

大学生から社会人になり、ビジネスマナーや普段の業務の中でたくさんの新しい経験をし、多くのことを習得していきたいという前向きな気持ちで取り組むことのできた1年間でした。

社会人1年目に感じた初心というものを今後も忘れずにこれからも頑張りたいです。

 

また、このブログの更新も残りわずかとなってきましたが、土木部の仕事に関わることを少しでも多く紹介するため、よりよいものを作成できるよう心掛けたいです! 

 

今回のブログでは、コンクリートブロックについて紹介する予定でしたが、

その前に、擁壁などの土木構造物に関連する鉄筋コンクリート造(RC造)について紹介したいと思います。

 

建新の建築する住宅は基本的に木造でありますが、

土木部で施工する擁壁にはRC造を用いた構造物があります。

 

RCとは

reinforced concreateの略であり、強化されたコンクリートとして読み取ることができます。

そして、略称に基づいてコンクリートを強化するのは、鉄筋です。

 

コンクリートは、セメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせたものであり、セメントと水が結合することで、固まる性質を持ちます。

鉄筋は、鉄の棒で、複数ある径の鉄筋から構造物を施工するのに必要な径の鉄筋を選択し、コンクリートの躯体に配筋していきます。

この2つの材料を使用し構成されるのがRC造となります。

 

RC造の構造物の特徴は、異なる外力に抵抗できる強固な構造であるということです。

コンクリートと鉄筋はそれぞれ異なる力学的性能を持ちます。具体的には、コンクリートは圧縮する力に抵抗し、鉄筋は引っ張る力に抵抗する力学的性能を持ち、それぞれ異なる方向の外力に抵抗できるのでより強い構造体となります。地震大国である日本ではとても重要な構造であるといえます。

 

   

 

この画像はコンクリート打設前(流し込む前)の鉄筋が配筋されている状況です。

 

また、RC造は、コンクリートの躯体内に鉄筋を配筋することで形成される構造であるため、

熱に対しての変化率として、熱膨張率がコンクリートと鉄筋でほぼ同程度であるということもこの構造が成り立つうえで非常に重要な要素となっています。

 

土木部で施工する構造物の擁壁などは土を支える構造物であるため、多くの力に抵抗できる強固な構造を有する必要があります。また、コンクリートは木材と比較して水に強く、腐食しにくいです。このような点からも土に接する擁壁にはRC造が用いられます。

 

このように今は、構造物の構造や施工方法について、図面作成、現場巡回をしながら勉強中です!

それぞれの構造の特徴を理解しながら、なぜこのような構造が用いられているのか、なぜこのような施工方法なのかを理解していく過程はとても大きな学びの機会になっています。

 

まだまだ多くのことを学んでいかなくてはならないですが、一つ一つのことをしっかり理解したうえで次のステップに進むというのは大切であると思います。

 

今回取り上げたRC造についてもなぜこのような構造が成り立つのか、なぜ強固な構造となっているのかを理解することでより多くのことに精通する知識を身に着けることができます。

これからも多くのことを経験し、土木部での業務に限定されない広い視点を持ちながら日々の生活を送っていきたいです。

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