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2022.07.18

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新卒ブログ

日本伝統の在来軸組工法

こんにちは!建築部の山下です。

入社してあっという間に7月になり、

いよいよ夏本番を迎えようとしています。

今年は梅雨が一瞬で過ぎ去ったため、急激に気温が上がったように感じます。

体調を崩さぬよう暑さ対策をしっかり心掛けていきましょう。

 

 今回のブログでは、皆様に技術的な面から住宅に興味を持ってもらえるように、日本の伝統的な住宅の構法であり、建新の主要の構法となっている「在来軸組工法」についてお伝えしていきたいと思います。

 

 現在、日本の戸建て住宅の約80~90%が木造住宅といわれています。この木造住宅では、大まかに「在来軸組工法」と「2×4(ツーバイフォー)工法」の2つに分けられます。その中で在来軸組工法は約70%を占めています。つまり、日本で最も採用されている住宅工法が「在来軸組工法」なのです!!

ではなぜ在来軸組工法が日本で最も採用されているのか、その理由は大きく3つ挙げられます。

 

1.早い段階から建物を雨から守ることができる

 在来軸組工法は、柱と梁によって骨組みをくみ上げていき、建物全体を支えています。そのため、骨組みが出来上がると屋根を張ることができます。施工段階で雨に濡れるかの影響は建物の質に大きく影響します。

 

2.耐震性を高めることができる

 柱と梁の枠の中に筋違と呼ばれる斜めの木材を用いることや構造用合板を用いることで、地震に耐えられるようになります。地震大国の日本で暮らす我々にとって外せないメリットであると感じます。

 

3.大きな窓を設けることができる

 柱と梁により耐力を保っているので、壁を少なくし、窓を自由に設けることができます。窓を多く設けると採光と通風が良くなるので、部屋に日光を多く取り込むことができ、湿気やカビを抑えることができます。

 

 いかがだったでしょうか。今回のブログで皆様が在来軸組工法について少しでも興味を持ってもらえたら非常にうれしいです!

 

 今後も建新物件の魅力や住宅の魅力について発信していきます。

次回の更新も楽しみにしていてください!

 

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