建新ブログ BLOG
2019.04.01
- カテゴリー 経理事務部
年度初め
こんにちは、経理部です。
2019年もあっという間に4月に突入し、本日新元号が発表され1カ月間だけの平成31年度がスタートしました。
日本では多くの企業の会計年度が4月から3月までを一区切りにしており、
同様に学校の新学期も4月から始まりますね。
毎年同じようにこの年度の始まりを迎えていたのですが、なぜ新年(1月)と年度(4月)の開始が違うのか、気になったため少し調べてみました。
調べている中で1番多く言われていたのが、税制の前身と考えられる年貢に由来する説です。
なんでも江戸時代の年貢は稲作収穫後の秋冬が納め時であったことから、
年貢を把握して予算編成するには、4月始まりの会計年度が都合がよく、
この名残で明治時代になって会計年度の始まりは4月と決められたそうです。
また、世界での年度始めは主に9月、10月が主流となっているため、日本の4月始まりは珍しいものです。
個人的には4月は気温が温かくなり桜の咲く季節と重なっていることから、日本に合っているのかなと感じます。